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早めの治療でダメージを最小限へ|癌が転移する前の対処が肝心

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頻繁に見られる脳腫瘍

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良性の場合が多い

脳腫瘍の中で最も多いと言われるのが髄膜腫です。脳腫瘍といっても脳の外側の膜から発生するもので、脳の内部にできる腫瘍に比べれば治療しやすく、手術で脳を傷つける可能性が少ないとされています。また良性の場合が多く、急激に増殖したり転移したりする危険は小さいのが特徴です。とはいえ放置しておくと次第に成長し、脳を圧迫して頭痛や吐き気、認知症や手足の麻痺を起こすこともあります。重い症状のある髄膜腫は、手術や放射線治療で取り除きます。手術の難易度は、髄膜腫のできた部分によって異なります。小さくて無症状の髄膜腫は、すぐには治療しない場合もあります。必要になってから治療したほうが、体にも財布にも優しいというメリットがあります。

手術と放射線治療

髄膜腫は初期のうちは自覚症状がほとんどありません。症状がない場合でも、脳ドックは早期発見に役立つため人気があります。ただし手術をいつ行なうかは、腫瘍の成長速度を見ながら決定します。特に脳腫瘍の手術は頭蓋骨を切り開くことになり、出血も大量になりますから、リスクも十分に考慮する必要があります。手術以外の治療法としては、ガンマナイフなどを使った放射線治療があります。開頭手術を行なう必要がなく、患部の腫瘍だけを破壊できるとして注目されています。ガンマナイフも万能ではなく、腫瘍の部位によっては完全には治療できないこともあります。しかし手術では取り除きにくい部分の腫瘍を縮小させるといった使い方も可能です。